お出かけ

日本天台 三総本山 巡り その1

滋賀県は人口10万人当たりの仏教系宗教法人の数は218.4団体で全国2位 らしいですよ( 出典 滋賀県のホームページ)地元なんだけれども
特別拝観もあるので 日本天台三総本山をバスツアーでめぐってきました!
まずは 天台宗総本山延暦寺。世界遺産ですね(*´▽`*)
延暦寺というのは3塔16谷で構成されているそうです。
今回は不滅の法灯で有名な 国宝 根本中堂のある 東塔にはよらず、西塔と横川のエリアをまわりました。
紅葉は先週が見ごろだったようで、人もまばら。今日は空が真っ青で、よけいに空気がピリッとした感がありました。
まずは西塔エリア。 にない堂(常行堂・法華堂)へ。いろいろ修行の内容を聞いていたんだけれども 仏様の周りをずーっと歩いて念仏を唱えるんだそうです。寝る時間とか決まってなくて 意識を失って倒れたときにそのまま寝て また意識が戻った時に起きて 歩き続けるという 修行を続けるそうですよ。九十日間とか 凄すぎます(゚Д゚;)
次に拝観したのは 釈迦堂 もともとは三井寺にあったのを豊臣秀吉が移築してきたそうです。ここで 御朱印をいただきましたよ。
次に訪れたのは 今回のメイン 椿堂 特別御開扉 1200年の歴史の中で 初めて堂内とご本尊・千手観世音菩薩像 が公開されたそうです。それも明日まで ギリギリセーフヽ(^。^)ノ 
住職さんが お焼香するところに 垂れ下がっている 紐の先を触って 千手観音さまと縁を結んで帰ってくださいね たぶんもう一生のうちに見れませんからね と 念を押してくださったので お焼香一回したのだけど もう一度 紐を触れに並びました(*´▽`*) いいご縁をいただきましたよ。千の手と眼で わたしを救ってくださるのです。よかった・・・
この椿堂は延暦寺を最澄さんが開く200年前に聖徳太子が訪れた場所だそうです。
杖として使っていた椿が そのまま大きく育ったんだと それはすごすぎる・・・

でも 織田信長の焼き討ちで 全部消失したので その頃からある椿というわけではなく、その椿の子孫ってことになるそうです。
個人的には何回も延暦寺には来ていますが、団体だと 住職さんがきちんと説明してくださるんだねー これは大発見でした。とてもわかりやすかった!
次にいったのは とてもとても神聖な場所。最澄さんの御廟所である浄土院 。
伝教大師が生きているようにして仕える 侍真 という方がいらっしゃるそうなんです。朝3時半に起きて 最澄さんにご飯などお供えしたり お経を唱えたり 掃除地獄といわれる修行とかを1日2食で12年間(12年間といっても 終わりは決まってなくて 次にやりまーすという人が出てきたときに交代となるそうです)このやりまーすっていうのも 資格みたいなのが必要で 好相行 というそうですが、1日15時間3千回の礼拝をするそうです。それも1日で終わりじゃなくて 仏が見えるまでっていうから驚きです。。。礼拝の時に膝を何回もつくので、膝から骨が見えたとか、、、そんな話も聞きました。
家に帰ってきてから 検索していたら こんなページを見つけました ちょっと怖すぎる・・・

ここからバスで移動し ちょっと休憩三上山とか伊吹山とか 奥にあるのは鈴鹿山脈かなぁ とても綺麗に見えました(*´▽`*)

次にいったのは 横川エリアです

まずは 蛇が池(竜が池)この池に大蛇が住み着いて 困っていたのを元三(がんざん)大師が 蛇に 大きくなれるのか すごいな とか いってほめそやして、今度は 小さくもなれるのか?と 大蛇に尋ねたら 大蛇が 当たり前だ!と小さくなったところ 元三大師が手のひらに載せて封印したんだそうです。
これは 「その手にのるか!(だまされるか!)」という言葉の語源だそうですよ。
へぇへぇへぇ (´ー`)それは 知らなかったー  知らなったことを 知れるのはうれしいですなー
そして 横川中堂 これは秀吉の奥さんの淀君が改築したのを 50年前くらいに再現しているそうです 清水の舞台みたいにもなってます

元三大師堂 にも行きました。写真はないけれど。
ここはおみくじ発祥の地だそうです。なじみのあるおみくじではなくて 本当に本当に人生の岐路にたったときに 相談にのってもらう感じ というもので 軽い気持ちでおみくじを引いてはいけないんだそうですよ。
角のある ちょっと怖めな 護符などがありました。

わぁ 長くなってきた。まだツアーの1か所目なのに・・・いろいろあったから書きたい事いっぱいなんだよねー 続きはまた今度。ということにします。
今日はこの辺でおやすみ。

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